平尾誠二と山中伸弥の物語、友情【読書感想&レビュー】

sponsor


本書「友情」は文字通り、ラグビーフットボール界の英雄・平尾誠二と、iPS細胞でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥の友情を描いた実話の物語である。

この2人の友情は少々珍しい。

というのもこの2人の出会いは40代半ばを過ぎてから。お互いに有名なので存在は知り合っていただろうが10〜20代という昔からの付き合いではないのだ。

そんな2人がいつも通り楽しく食事をしていた夜、家に帰った平尾さんは吐血。カラダの異変を感じ次の日のあさ、すぐさま病院へ向かう。

そこで告げられたのは「余命3ヶ月」というこれ以上ない驚きと圧倒的に重いコトバであった。

そう、これは平尾誠二が亡くなるまでの一年を描いた2人の男の壮絶な闘いの物語なのである。

 

どうも!

読書ブロガーのミナミ(Twitter)です!

今回はいつものようなビジネス書ではなく、ノンフィクションものを読みました。

人の命とはホントに尊いものだなぁと本書を読み痛感させられました。当たり前に生きてることがどれだけ奇跡であることなのか、身に染みるほど感じさせられました。

どんな本?

本書「友情」は先に書いた通り、前半は男二人の友情を描いた実話の物語。

後半は平尾さんがまだご存命のころに山中さんと対談された内容が収録されています。

それでは早速ぼくが「友情」を読み感じたことを書いていきたいと思うのですが、本書の前半の感想を書いてしまうと、いざあなたが本書を読んだときの読み味が激減してしまうと思うので、

今回はあくまで後半に書かれてある対談からぼくが学びになったところをいくつかピックアップしていきたいと思います。

友情
感想と名言

外発的な感情で1番になることはできない。

しばかれるとか怒られるとか、外発的なプレッシャーでやらせれているチームというもの、ある程度までは上のステージに行けるかもしれないけど、絶対に1番にはなれないです。なぜなら、「ミスしたらあかんモード」に入ってしまうから。人間って、「誰かに怒られるからミスしたらあかん」と思うと、知恵が働かなくなって、さらにハイクオリティのところにいけなくなってしまうんです。

外発的な感情やモノで動かされている人は、ある程度までいくと頭打ちになる。もしそれで1番を取ることができたのなら、その世界そのものが成熟していないと平尾さんがおっしゃっていた話なのですが、とても頷けました。

内発的な動機でないとそもそも楽しくないし、いろいろな工夫や並以上の知識がつくこともない。

ホントそうだなと感じました。

行動力はどの世界でも超大切

僕たち研究者は、「ダメもと」でともかくやっちゃえというところが、ブレイクスルーになることが多いんです。冷静に考えたら、そんなのどう考えてもうまいこといくわけないと思ってしまうんですけど、「そんなん言うても、わからんからやってみい。やれ」と言ったら、「先生、うまいこといきました」「嘘やろ、お前」ってなることがのくあります。

山中さんの研究についての話なんですがこれホント面白いですよね!研究なんて緻密な計算や分析が必要になるであろう事でさえ、とりあえずやってみるが結果をだしちゃう。

どの世界でも、とりあえずやってみるという行動力がとても大事なことなのだなと改めて感じました。

理不尽や不条理が人を成長させ強くする

僕、「体育会系は日本を滅ぼす」という論を持っていたんですが今は逆に、そういう理不尽さも必要だと思うね。理不尽や不条理や矛盾を経験しないと、やっぱり人間は成長しないし、強くならないと思う。理不尽な経験をポジティブにとらえれば、得るものがいろいろあるはずなんです。逆にそれを面白がるくらいじゃないとね。

ラグビーフットボールの英雄である平尾誠二さんのコトバなんですが、妙に納得させられました。

どんなことにも立ち向かう。それを楽しく感じれる人は成長のスピードも人並み以上に速いだろうし、強くもなる。なりより純粋にそういった人はカッコいいですよね。

何事も自分を成長させるための課題だと日々の問題に向き合うことも、とても大事なことなのかもしれませんね。

まとめ

先に書いたようにここでの引用やぼくの感想は本書の後半に書かれている「友情」の部分ではなく、あくまであ互いに対談したときのモノ。

前半の「友情」に関する部分は本書をじかに手に取りご自分の目でお確かめ下さい。

平尾誠二というラグビー界のヒーロー、山中伸弥という友のために文字通り全力を尽くす2人の最後の一年を描いた物語は、男の友情そのもの。

読み進めていくうちに自然と涙が滲み、こころが強く締め付けられました。

命とは尊く、儚い。

その命を最後まで強く、ブレずに自分を生き抜いた男の姿は、ホント圧巻でした。

sponsor








ブログ感想頂けると嬉しいです!レターポットはこちら⇩

フォローもよろしくです⇩

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

「読書」と「考えること」が主食。読書から得た学び、これからの生き方・働き方について、主に書いているブロガー。 無職で結婚→日雇労働→副業サラリーマン(今)→面白いことで人生が埋め尽くされている(未来)→木(来世)