書店主フィクリーのものがたり/2016年本屋大賞作「感想・書評」

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本屋のない町なんて、町じゃない

そんな思いからつくられた一軒の本屋さん。

本書は、島に唯一建てられたその本屋さんから、物語の全てがはじまるのです。

著者概要

書店主フィクリーのものがたりの著者、ガブリエル・ゼヴィンはハーバード大学卒で2005年に作家デビューしたお方です。

なかでも本書はニューヨークタイムズのベストセラーリストにランクインし、30以上の言語に翻訳され、世界中で愛される本なのです。

かみ砕いていくと、本書が代表作ということです!

書店主フィクリーのものがたり
あらすじ

アリス島と言われる島にひとつだけある書店、アイランド・ブックスがフィクリーの運営するお店です。

元々は妻と2人で経営していたのですが、まさかの交通事故で妻を亡くしてしまい、フィクリーはその後1人でアイランド・ブックスを経営することになります。

ある日、本を売り込みに1人の女性、アメリアがお店にやって来ました。前任の担当であった人物に不幸があり、担当を変わったのがアリシアという女性だったのです。

フィクリーは、前任であった人物にわりと好意を抱いていた(恋愛感情ではない)。

それに、自分がその担当の死を知らされていないことも重なり、意味もなく、アリシアにキツく当たり散らします。

もともと荒れていた生活ではあったけど、その日は輪をかけてフィクリーの生活はひどくなりました。

冷凍食品をレンジであっため、安酒をかっくらっては泥酔するまで呑みました。

あくる日、フィクリーは大事な本が盗まれたことに気がつきます。その本はなんでもすごい価値があるそうで、売れば余裕で40万ドルは楽に超えるのだとか。

警察に行くもいっこうに手がかりはつかめず、ひたすらに打ちひしがれるフィクリー。

それは自宅兼書店にかえる足取りのおもさが、ヒシヒシとこちらにまで伝わってくるほどでした。

ある日、いつものようになんの進展もなかったことを確認し、自宅についたフィクリー。

帰るやいなや、書店の方でなにか物音がしました。

泥棒がまた来たのかとおもったフィクリーは、おそるおそる書店の方へと向かいます。

するとそこにいたのは泥棒でもなく、ましてや営業時間外にくるタチの悪い客でもなく、小さな子どもでした。

置き手紙によると、なにやら事情がありこの子が捨てられたのだとフィクリーは理解する。

すぐさま警察に逆戻りしたフィクリー。

当然、子どもなんて、ましてや捨て子など育てられないとフィクリーは警察に言う。

しかしながら、里子が見つかるまでは面倒を見ることにしました。その数日間でフィクリーの思いは180度変わり、自分がこの子の里親になるとまで決意するのです。

自分もこの子もひとりぼっち。

似た者同士の人間をほっとくわけにはいかない、と言わんばかりに…

 

営業にきたアリシア。

盗まれた本。

そして、捨て去られた子ども。

本書は、そんなアイランド・ブックスに起きた色々なハプニング、書店員であるフィクリーの生き様を描いたものがたりです。

書店主フィクリーのものがたり
感想書評まとめ

このツイートにもあるとおり、正直、僕的にはそこまで面白い書!というわけではありませんでした。

というのも主人公が書店員ということもあり、本書はたくさんの本がでてくるのですが、その知識の深さや幅が広すぎて、僕には理解しがたいところが多々あったからです。

何かをひとつ例えるにしても、何かの本の引用やその本に沿った内容の話が多い。

ドラゴンボールを知らない人に、ドラゴンボールで例えてもあまりピンとこないですよね?

簡単に言えば本書は、ぼくにとってそんな感じでした。

ぎゃくに洋書が好きなひと、長年「本の虫」である方にとってはたまらないものなのだろうなとおもいました。

そういった意味では、本書が書店員が選ぶ本屋大賞にえらばれたのも、米国の図書館員がベストブックにえらんだのもうなずけます。

ぼくも本書を読んだことで、もっと本を読みたい!もっと色んなことを学びたい!という衝動に駆られたのは事実ですからね!

 

ぼくの読書歴はまだ1年とすこしという、圧倒的に少ないものです。

ですから基本的には誰が読んでも楽しめる本が好きなのです。

しかし本書を読み、

たくさんの本を読んだから楽しく読める本、

たくさんの本を読んだから泣ける本も、

この世にはまだまだ沢山あるのだろうなと、しみじみ本書を読み感じました。

いやぁ、本ってほんと、奥が深いですね。

それが書店主フィクリーから得た、ぼくの大きな学びです。

以上、日曜日の朝日差し込む自宅リビングより。

おしまい

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ABOUTこの記事をかいた人

読書感想を主に書いてます。 元ニート×ギャンブラー×無職で結婚した男がゼロから這い上がるべく、日々学んでいます。 【座右の銘】 言いたいことも言えない こんな世の中はポイズン。