猫と幽霊と日曜日の革命-サクラダリセット1/河野裕【読書感想・書評】

もし、時間を巻きもどすことができる能力を持っていたなら、

そのひとが生き返る保証があるとするなら、

あなたはヒトを殺してでも、じぶんの想いを貫くことができますか?

河野裕ってどんな人?

本書の著者、河野裕さんは小説の執筆をするかたわら、ゲームの製作も手がけているお方です。

ツイッターのフォロワーさんに紹介していただいて、本書を読むことになったのですが、

ぼく自身、河野さんの作品を読むのがこれがはじめてとなります。

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サクラダリセット1の
あらすじ

1度見聞きしたことを絶対にわすれない能力を持つ男の子、浅野ケイ。

そして、世界を3日間巻きもどすことができる女の子、春埼美空が「死んだネコを生き返らせて欲しい」という依頼をうけるところから、物語は始まっていきます。

厳密にいうと、死んだネコを生き返らせるのではなく、春埼の能力ですこし昔にもどり、ネコを助けて死ななかったことにする、というもの。

二人が住む「咲良田」という町は、みんなが当たりまえのように特殊能力をもっています。

その能力も、じつにさまざまな力があります。また、能力同士がぶつかり合ったとき、どちらの能力が優位なのかといった細かい設定も本書には用意されています。

たとえば、3日間時間を巻きもどす能力を発動すれば、みんなの記憶もとうぜんその分だけ巻きもどり、3日間の記憶はなくなる。

しかし、ケイの持つ「覚えたことを絶対に忘れない能力」は、そこで発生する記憶の巻きもどしという効果をうけない。

つまり、3日前に戻ったとしても、ケイのあたまのなかには3日後までの記憶がしっかりとあるのだ。

そんな二人がネコの救出をキッカケに、もっと大きな問題にたちむかうハメになる。

時間を巻きもどし、何かを救っていまえば、何かが失われることもあるこの世界で、主人公たちはどんなことをおもい、どう生きようと決断を下すのか。

サクラダリセット1は、そんな特殊能力をもった学生たちの青春に、ファンタジーとミステリーをかけあわせた物語です。

サクラダリセット1
読書感想・書評まとめ

特殊能力というファンタジー色の強い物語にミステリーを掛け合わせた本書は、ストーリーもさることながら設定で読者をぐいぐいと引き込んでいく。

そんな印象を受けた本でした!

個人的にもデスノートやライアーゲームなど、細かい設定ですすんでいく物語はとても好きなので、本書も楽しんで読むことができました!

また、特殊能力があることも少なからず影響していますが、そうでなくても登場人物ひとりひとりのキャラが個性的で、そのあたりについてもすごく魅力を感じた作品でした!

ただ、自分は普段ビジネス書を中心に本を読むのですが、そういった学びという観点からすると、本書を読む必要はまったくないとおもいます。

小説なので当たりまえといえば当たりまえですが、このブログの読者もぼくとおなじ、読書はビジネス書や自己啓発がメインという方が多いとおもうので、一様そのことについて触れておきます。

 

学びこそすくないけれど、娯楽として読むのであれば、本書は久しぶりにメチャクチャ面白いと感じた本でした!

サクラダリセットはシリーズものです。そのなかの1巻しか、ぼくはまだ読んでいないですが(1巻でも話は完結します)

続編もぜったい読もう!と、率直におもった著書でした。

 

いやぁ、特殊能力って、ある意味反則ですよね。

だって、特殊能力をきらいな男なんて、絶対にいないのだから!

 

 

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