佐藤航陽さんの著書…お金2.0【感想・レビュー】今ある経済の知識ではこれからを生き抜くことはできない。

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幻冬舎×NewsPicksから出た新刊。

著書「お金2.0」

ほう、お金2.0か。

全く内容がわからん。

これが本書を見かけた時のぼくの率直な気持ちだ。

しかし読み終えて感じたのは、これほど本書の内容を的確に表す単語はこのコトバ以外ありえないという、正反対のモノだった。

本書を読み一番最初に感じたのは、僕たちの生きていくこれからの未来では「お金」や「経済」といったモノが大きく変わり、今ある常識では対応できなくなるということ。

そんな時でも力強く生き抜いていくためには、お金や経済の知識を上書きする。つまり、「現状での常識=1.0」を「これからの常識=2.0」にバージョンアップすることが必要不可欠なのだと

どうも!夏より冬より春が好き!

ミナミ(Twitter)です!

今回は佐藤航陽さんの著書〝お金2.0 新しい経済のルールと生き方″という本を読んだよ!

佐藤さんとはメタップスという会社の代表取締役で最近話題のタイムバンクという時間を売買するサービスを立ち上げたお方。

その他にも宇宙産業への投資を目的としたスペースデータという会社の代表でもあり、フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」やAERA「二本を突破する100人」などにも選出されている。

…凄っ!!

お金2.0はどんな本?

冒頭でも少しお話しましたが「お金と経済」について書かれている本です。

中でもぼくが面白いと感じたのは「これからの経済」についての話。価値主義というコトバが本書には出てくるのだが、資本主義に変わり台頭してくる考えだなと感じました。

また、本書を読み終えこんな方にオススメしたい本だなと思った!

  • お金について学びたい
  • これからの経済をつかみたい
  • 人の求める需要について考えを深めたい
  • 持続・成長する組織(会社・サービス等)を構築したい
  • 個人のキャリア(価値)を高めたい

こんな感じかな!

逆にお金や今の経済(資本主義)について詳しいという方にも読んで欲しいなと思った!

そういった方は大きく思考が転換するかもしれないぞ。

それでは本書〝お金2.0″を読み、ぼくが学びになったところを感想を交えながらいくつか紹介していきます!

お金2.0
感想と名言

昔の世代と若い世代の価値観は違う

今後は人生の意義や目的を他人に与えられることが経済的な価値として認識されるようになり、それを与えられる組織や人間が大きな力を持ち、社会を牽引していくことになるでしょう。その意味でもザッカバーグは世の中の多くの人の需要を察知して、それを満たそうとしています。

生まれた時から生きていく上で必要なものが全て揃っている状態に生まれた世代は、お金を稼ぐこと自体にあまり魅力を感じていない。

より充実した人生や時間、全世界の人々と繋がることで生まれるコミュニケーション、ボランティア活動といった社会貢献など、自分の人生をどう生き、どう社会に貢献できるかなどに大きな価値を見出しているのだ。

「近頃の若者はだらしがない。根性がない」

こういったコトバを今だに耳にすることがあるが、これはだらしないとか根性がどうのという話ではなく、より良い暮らし(マイホームや高級車の購入など)をするために頑張ってきた上の世代とは、そもそも求めているものが違うことにより起こる価値観の違いなのだ。

金銭的報酬から社会的報酬へ

内面的な価値を重要視するのはミレニアル世代以降ですから、上の世代では理解しづらい。これからの働き方を考える上ではここに絞って活動していくのが生存戦略の観点からも良いと思います。

ミレニアル世代とは1980年代から2000年初頭までに生まれた人たちをさします。

先に書いたモノと繋がる内容なのですが、これからの働き方で大事になってくるのは、ミレニアル世代以降を生きる若い世代が何を求めているのか。そこをしっかりと捉えること。

それができさえすれば、これからの時代大きく力を発揮することができるということでもあるっとことです。

資本主義から価値主義へ

尾原和啓さんの著書モチベーション革命、西野亮廣さんの著書革命のファンファーレなど、色々な書籍に書かれていたことがここでも紹介されていた。

それは、個人の価値を上げておくことの重要性についてだ。

価値主義の世界では就職や転職に対する考え方も大きく変わってきます。ザックリ言ってしまうと、この先は「自分の価値を高めておけば何とでもなる」世界が実現しつつあるからです。

やはりというべきなのか、これからは個人が個人の小さな経済をみんなが回していく。

そんな時代になるようです。バリューやタイムバンク、CAMPFIREのクラウドファンディングなどは正にそういったモノの為のサービスですよね。

それに今ではSNSでのフォロワーや影響力など、物質的に目にはすることができない価値もどんどん上がってきている。本書にはそれらについて、こんなことを言及していました。

ネットの普及で自分の価値をどんな方法で保存しておくか選べるようになってきています。

一億円という現金を持っている人とSNSのフォロワーが100万人いるという人がいたとする。

今までの常識的価値観で話せば当然一億円という現金の方に価値を感じるだろう。

しかし、時代は少々形を変えてきた。

先でも述べたが今の時代、フォロワーが100万人いるならその信用をクラウドファンディングやタイムバンク、バリューといったサービスで自分が必要な分だけその都度現金化することができる。

何に価値を求めるのかは最終的に人それぞれの考えによるところが大きいが、価値を現金としてだけじゃなく色々な手法で貯金しておくことができる。

そういった時代の流れは覚えておく必要があるなと思いました。

まとめ

個人での価値の重要性やお金を稼ぐことに対しての考えがさらに深まる。そんな本でした。

しかし、個人価値、お金を稼ぐことに対しての考えは幾度となくこのブログで意見してきた。だから、今回はお金に対する考えではなくお金自体に関しての話に触れこの記事を締めくくりたいと思う。

僕たちの今使っているお金「円」

これは日本という国が「円」に対し千円札には千円分の、1万円札には1万円分の価値がありますよと保証してくれているから使える通貨である。

これに対し最近何かと話題の「仮想通貨」

この通貨は円でいう日本という国のような価値を保証する全ての権限を持っている人は1人もいない。じゃあ誰が価値を決めるのか

仮想通貨を扱う我々全員で決めるのだ。みんなが価値あるモノと思えば価値が上がり、逆にこれはダメだなと思えばその分価値は下がる。

これが仮想通貨の価値基準。

要は日本というハブ(権限)のような縛りがなくても通貨という概念は成り立つということ。

さらに時代がもう少し進むと企業や個人が独自の通貨を発行できるようになり、それに対し価値が発生し、その通貨が小さな経済を作り回っていく、と本書には書かれていた。

例えば、ライブ動画配信サービスを提供しているSHOWROOM。簡単にサービス内容を説明すると誰でも気軽にライブ動画をアップすることができ、それを見ている視聴者が投稿者に共感したり、応援したいと感じればSHOWROOM内のバーチャル通貨に既存のお金を換金し、投げ銭として投稿者にお金を渡すことができるというサービスだ。

路上ミュージシャンのギターケースにお金を入れる。そんな感覚だと思ってくれれば良い。

そういった会社独自のサービス内で使われているお金が現実の世界の1通貨として成り立つ時代がくるということ。そうなればそこで扱われている通貨自体に価値が発生し、その通貨自体が値動きしたり、独自の通貨としての役割をもつようになる。

そんなひと昔では考えられないようなことも仮想通貨に使われている技術を使えば可能なのだとか。

面白そうだよね。

まあこれが現実になるのか、なったところでこうした発展の仕方をするのか、ホントのところは誰にもわからない。

しかし、本書を読み僕は必ずこういった時代がくると強く思った。

そうなった時、やはり個人(企業でもこの場合は同じ)レベルの価値はホントに重要になってくる。個人に価値があれば個人の通貨を発行し、その通貨の値動きにより稼ぐこともできるのだから。

価値があるものを価値があると公平に評価される時代がくる。そのためには自分の価値、会社の価値を真っ当かつ純粋な手段で上げておく必要があるのです。

また、少し話は逸れるがこういった考えはこれまであった格差をより一層広げることにもなるだろうなと、僕個人では感じてる。

何もしない人間はドンドン価値が下がり、価値がある人間との間にはさらなる溝ができるだろう。しかし、こういった社会の土台は遅かれ早かれ必ず作られる。いや、徐々にではあるが、すでに作られ始めている。

残酷なまでに弱肉強食の時代がくるとするなら、グダグタいってないでとにかく自分が今できることを行動に移し、自身の価値を少しでも高く上げていくしかない道はない。

本書を読み、強くそう思いました。

正直、理解するのに時間がかかってしまう難しいところや、コトバもいくつかあった。ただ、それ以上に学びになったところ、面白いところがたくさんあった。

また、ここでは紹介しきれていない重要なことも本書にはまだまだ書かれている。それはあなたが自分の目と頭とアゴでお確かめください!

いやぁ、ホント面白い本でした!

…アゴってなんや?

 

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ABOUTこの記事をかいた人

「読書」と「考えること」が主食。読書から得た学び、これからの生き方・働き方について、主に書いているブロガー。 無職で結婚→日雇労働→副業サラリーマン(今)→面白いことで人生が埋め尽くされている(未来)→木(来世)