嫌われる勇気:岸見 一郎 古賀 史健【読書感想・書評】自分の為になる「健全な劣等感」とは

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何をやってもうまくいかない。

自分に自信が持てない。

学歴や職歴、さらには容姿についても強い劣等感を感じずにはいられない。

またそう思うがゆえに、

過剰なほど他者の視線を気にしてしまったり、他者の幸福を心から祝福できず、自己嫌悪におちいったり。

自分なんて大嫌い。

こんな思いを抱いたことがあるのは、決して僕だけではないはず。

でも、心の奥底では、そんな自分を変えたい。

人生を楽しく、自由に生きたい!

と思っている人に読んでほしいのが、この本。

岸見一郎、古賀文健による著書、嫌われる勇気 自己啓発の巌流「アドラー」の教えを読んだ感想として最初に感じたのは、

自分を変えること、自由になることは、誰にだって出来る。しかし、決してラクな道のりではない、ということでした。

何故、多くの人が「変わりたい」と思う一方で変われない人が後をたたないのか。

それは、結局「変わらない」を自分の中で選択しているからなんです。

変わりたいといいつつも、ラクな今の現状に流され、知ってか知らずか、変わらないを選んでしまっている。

僕もついつい、ラクな方に行ってしまいがちなので気をつけないきゃなと感じました。

他にもいくつか興味深かったところがあったので、引用を交えながら書いておきたいと思います。

やりたいことができないのは可能性を失いたくないから

僕には嫁と子供が2人いる。

どこにでもいる普通のサラリーマンだ。

家族は大好きだし、一番大切なものに変わりはないのだが、ふと

「結婚していなかったら、子供がまだいなかったら、自分のやりたいことをやって、生きていけるのにな。」

と、ふてくされるときがある。

でもそれは、結婚してなかったら僕だって…と、今の状態でなかったらできるのに、という可能性のなかに生きてるだけだと、本書では表現されている。

その可能性の中で生きていれば、何かをはじめる勇気もいらないし、何かを始めて失敗することもない。夢破れる、という辛いことも避けられる。

要は、成功する可能性を失うのが怖いから、何かのせいにしているのだ。

家族のせいで、できない。ではなくできないかもしれないという不安から、家族のせいにしている。

確かにそうかもしれない。

家族よ。僕が悪かった。

健全な劣等感

他人と自分を比べ、その差に愕然とする。

それはもう、劣等感を抱かずにはいられないくらいひどく落ち込んでしまう。

そんな時がぼくにはあった。

でも、よくよく考えてみれば、人と比べるから劣等感を抱くわけで比べなければ劣等感など抱かないのだ。

そんなことを思いながら本書を読んでいると、こんな面白いコトバがでてきました。

健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです。

他人と自分を絶対に比べるな!とまで僕は思わない。

他人と自分を比べることで、何クソ!!と自分のモチベーションをあげたりすることは悪いことでもなんでもないと思う。

ただ、人と比べたその結果、劣等感により大きく心をすり減らすのは間違っていると思う。

健全な劣等感

このコトバに、僕はすごく惹かれました。

 

嫌われる勇気

きっとあなたは、自由とは「組織からの解放」だと思っていたのでしょう。家庭や学校、会社、また国家などから飛び出すことが、自由なのだと。しかし、たとえ組織を飛び出したところでほんとうの自由は得られません。他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれないのです。

少し長い引用になりましたが、ホントにそうだよなと納得したところです。

冒頭でも書いた、「変わる」は誰にでもできる事なんだけど、決してラクな道ではない。といったのがこのへんの話。

特に承認されないかもしれないというコストというところが、僕たちにとって一番険しく、勇気がいることだよなと思いながら読んでました。

人は承認欲求の化け物です。

でも、ここを恐れず、捨てさることができれば、自由になれる。

僕にはとても興味深いコトバでした。

 

おわりに

本書では人間の悩みはすべて対人関係の悩みであると言い切っております。

そんなあほな、と思いながら読んでいましたが、おぉ、確かに。と思わせられることが多くありました。

気になる方は是非、本書を手に取ってみてください。

 

また、最近の僕は自分探しのため、自分らしくとか、自由に生きる系の本ばかり手に取っている。

多分、そう生きたいのだ。

本を読むと、いつも新しい発見がありパラダイムシフトの連続だ。連続というのはよくないのかもしれないけど。

まあいずれにせよ学ぶって発見の繰り返しで、すごく楽しい。

自分の頭の中だけでは到底思いもしないようなことを気づかせ、教えてくれる。

もっといろんな本をこれからも読んでいこう。

 

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1 個のコメント

  • 健全な劣等感。
    良い言葉ですね。
    私は他者と自分を比べたり、他者の理想と現実の自分を比べたりと、実に不健全な劣等感です(笑)
    劣等感そのものを否定されていないのも、素敵でありがたいと思いました。

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    「読書」と「考えること」が主食。読書から得た学び、これからの生き方・働き方について、主に書いているブロガー。 無職で結婚→日雇労働→副業サラリーマン(今)→面白いことで人生が埋め尽くされている(未来)→木(来世)