なめらかなお金がめぐる社会。:家入一真【読書感想・書評】生きずらいと思うあなたへ。

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「生きづらいな…」

 

そんなコトバが、ふと、頭をよぎったことはありませんか?

 

会社という組織の中にいるのが辛い。

職場での人間関係が苦痛でしかない。

また、ある人にとっては、家に帰るのが嫌で仕方がない、といった人もいるかもしれない。

一口に「生きづらい」といっても、そう思うワケは人それぞれ。だから、解決策も人それぞれで違ったものになるのかもしれない。

でも、そんな思いを抱えている人が1人でも多く、今感じている「生きづらい」から抜け出せるように、

こんな生き方もあるよ?

こんな方法はどう?

こんな場所もあるんだよ?

 

と、どんな奴でも自由に生きれるし、どんな奴でも自由に生きていい。

 

そんなことを優しく教えてくるのが、この本である。

著者、家入一真さんの、なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。

家入さんはCAMPFIREという、いま流行りのクラウドファンディングというサービスを提供する会社を運営している。

他にも、BASEという無料ECサイトや、リバ邸というシェアハウスを作るなど、ここでは書ききれないくらい、とても幅広く活動されているお方です。

そんな家入さんの本書のタイトルにもある「小さな経済圏」というコトバ。

これについて、本書にはこう書かれている。

個人や地域レベルで小さなつながりを持ち、支え合っているコミュニティのことを、僕は「小さな経済圏」と呼びたい。小さな経済圏では企業ではなく、個人が活動する。

この「小さな経済圏」こそが、何かと生きずらくなった現代の、新しい生き方のカギを握っていると、家入さんはおっしゃっています。

それらについての疑問や、「小さな経済圏」で今起こっている事例、これからの未来について、ということが本書の中心的な内容になっている。

それでは、僕が共感し、学びになったところを、引用を交えながら、書いておきたいと思います。

目的の変化

これは僕のツイートなんですが、ここでつぶやいた通り、

会社でも、またそうじゃなくても、いまだに根性論的なモノを持ち出す人が少なからずいる。というか多い、が正解かもしれない。

このツイートではオヤジのみに触れたが、これはオヤジだけに限ったことではない。

やれ、今の若いのは根性が足りていないだとか。負けん気がたりないとか。

頻繁でないにしろ、こういったコトバがいまだに耳に入ってくるってのは、僕だけではないはずだ。

こういった現状と全く同じではないのですが、似通った状況の中での家入さんの考えが書かれていたので、引用しておきたいと思う。

周りの20代の子たちを見ても、名誉やお金に全く興味がない子が明らかに増えている。

(中略)

こうした若い子たちの価値観の変化に対して大人からは、「今の若者は野心がない、草食だ」「根性が足りない」なんて声があがることもあるけれど、それは少し違うんだろうな、と最近は感じてる。たぶん、若い彼らは単に「お金がすべて」だった世界の、その先を見ているのだ。

僕はこのコトバにとても共感しました。

表現がしっくりきた、というべきかな。

僕のカンにさわるようなツイートとは表現が全然違いますが、同じようなことを僕もあのツイートで言いたかったのです。

ホントです。信じてください。笑

お金が全て世代と、お金が全てのもう一歩先世代は、自分にとっての大切なことが根本的に違う。

だから、考えが合わないのは、当たり前といえば当たり前のこと。

どちらが正しいかなんて、僕にはわからない。

だけど多分、どちらもちょっぴり正くて、どちらもちょっぴり間違ってる。

白黒きっちり割り切れる問題ではなく、グレー。これが正解に一番ちかいんじゃないかな、と思う。

昔の考えが悪いわけではないとは思うが、それらを人に押し付けるってのは違うと僕は思う。

価値観の違いが原因で、生きずらいと感じる人もいる。

だから、もし自分がそんな立場に置かれたときは「この人とは価値観が根本的に違う」と割り切ることも、良い選択肢の一つだなと本書を読み、おもいました。

小さな経済圏で生きていくためには

クラウドファンディングというサービスのおかげで、活動資金を集めることは昔に比べるとかなり容易にできる時代になった。

てことは、会社が生きずらい場所であるなら、それをやめてやりたいことをやるという選択もしやすくなったってこと。

でも、全くの無名の人が何かをしたい!といったからといって絶対にお金が集まる、というわけではない。

見ず知らずの人を信用しろというほうがむしろおかしい。

じゃあそういった人たちが「小さな経済圏」で生きていくにはどうすればいいのか。

家入さんはこうおっしゃっています。

よっぽどのカリスマ性があるとか、話がうまいとか、ビジョナリーでもない限り、いきなり自分のやりたいことだけ言って人が集まるわけないんです。
だったらまず、同じような活動をしている人の近くでゆるっと手伝ったり、そこに属してみたりとかしながら、少しずつ自分の経済圏を作っていけばいいと思います。

自分のやりたいことと、似ていることをやっている人をまずは手伝ってみる。

これはやりたいことが、まだぼんやりしているひとでも始められることですよね。

そうやってまず自分が人の役にたつ。

そうすれば、いざ自分が何かを始めようとおもったとき、そのときの仲間がきっと助けてくれるんじゃないかな。

と、家入さんはおっしゃっていました。

ホントにそうですよね。

自分も「人の役に」をもっと意識し、行動に移していかないとな。

いいわけのできない世界

行動を起こすときに言い訳になるような障害がない、なめらかな状態。選択肢を増やすということは突き詰めるとそういう社会のことだ。そんな自由な社会をどう滑走していくのかは本人の生き方にかかっている。

本書のなかでも、非常に強く印象に残ったコトバです。

たしかに、今やお金がないからできないといういいわけは、ほぼほぼ出来ないといってもいい時代なのかもしれない。会社に依存していたり、いつも何かのせいにして言い訳を繰り返している人にとっては、今より余計に生きずらい社会になっていく。

しかし、やりたいことをしっかり実現していきたい!あんな生きずらい会社なんかやめて、自由に生きていくんだ!という人たちにとっては、文句なしにいい社会へと向かっていると言える。

 

こういった時代の波をあなたはどう思いますか?とかいう好き、嫌いの話ではない。

もうその波は、今、現実に、僕たちの方へと押し寄せてきているのだ。

今後どうやって生きていくか。

真剣に考えていかないとな、と思いました。

 

家入さんにファンが多い理由。

最初の方でも書きましたが、どんな奴でも生きていいんだよ。という、生への充実をあたえてくれる。

そんな本でした。

あと、みんなが幸せになるにはどうすればいいか、家入さんはずっとそんなことを考えているんだろうなー、とも思いました。

こういった家入さんの優しさがどぼどぼ溢れているのも、本書の特徴の一つではないでしょうか。

ツイッターで良く家入さんにラブレターを書いている人がいますが、なるほどなと納得しました。

あったことはないけれども、ホントに優しい方なんだろうな。

 

いつか会ってみたいな。

 

家入さん、いい本をありがとうございました!

気になった方は、是非本書をチェックしてみてくださいね!!

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ABOUTこの記事をかいた人

「読書」と「考えること」が主食。読書から得た学び、これからの生き方・働き方について、主に書いているブロガー。 無職で結婚→日雇労働→副業サラリーマン(今)→面白いことで人生が埋め尽くされている(未来)→木(来世)