破天荒フェニックス/田中修治【読書感想・書評】

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「お前、この本しらねぇの?ダセー奴だな。」

と、いわんばかりに数日前からぼくのツイッターのタイムラインは「破天荒フェニックス」という本のツイートで溢れていた。

個人的なツイート。

有益な情報をキュレーションしたツイート。

個性を爆発したツイートの間に、

少し申し訳なさそうに、ひっそりと控えめに…

なんて気の使いようは一切なく、「この世は目立ったもん勝ち!」とでもいいたげなド派手な表紙の写真が、ずらずらーと自分のツイッターを占領していたのだ。

 

ふむふむ。そうかい、ツイッター君。そんなに君がオススメするなら、ぜひ読んでみようじゃないか。

こうしてぼくは本書「破天荒フェニックス」を読むことになりました。

そして、読むやいなや仕事でメチャクチャ忙しい今にもかかわらず、わずか半日ほどで読み切ってしまいました。

 

破天荒フェニックス読書感想・書評

本書の主人公である田中修治さんという方が、オンデーズという沈没しかけのメガネ会社を個人で買い取るところから物語ははじまっていく。

本書の主要人物である元メガバンクに勤めていた奥野さんという方も含め、誰も買い手がつかない会社を買い取るなんて危険にもほどがある、

という買収だったのだが、「一度決めたことは曲げない」とでも言いたげに自分のおもいを貫き、会社を買収する。

そして田中さんはオンデーズの代表取締役に就任し、崩れかけた会社を立て直していくというのがこの物語の大筋だ。

「崩れかけた会社を立て直す」

これがいかに難易度の高いモノなのか、本書を読んでも何も分からなかったというひとはまずいないだろう。

これってマンガ?とでも言いたくなるような困難や裏切りが「破天荒フェニックス」には所狭しとそこいらに溢れかえっているからだ。

その展開もあって、本書は読めば読むほどに引き込まれていく。

さらに、ビジネス関連の書籍では珍しい繊細な風景描写やアリアリとした人間心理の描写が「この先も早く読みたい!」という気持ちに拍車をかける。

500ページ弱というボリュームがあるにもかかわらず、ぼくは仕事もほっぽらかして一気に読んでしまった。いや、読まされてしまった。

読後はなぜか、幕末のころに奮闘した尊王の志士たちがあたまに浮かんだ。

「明治維新」という己の志を叶えるために、周りからどんなに馬鹿にされようが、自分の足で全国をまわり、有志を募り大義を成した坂本龍馬。

その奮闘を陰からズッシリと支え、己の知をすべてささげた勝海舟や、

龍馬のいうことにいつもあきれ返るモノの、結果的にはそれを応援するように活躍した仲間の志士たち。

その姿が、オンデーズというメガネ会社で世界を相手に挑戦する者たちと重なって見えたのかもしれません。

数々の困難には、会社を経営することがいかに難しいことなのか。

おなじ会社でおなじ方向に向かってはたらく仲間の存在がどれほど大切で尊いものなのかを教わり、

まいど破天荒を繰り返す社長の意志ある決断には、挑戦しなければ何も変わらないし、成長なんてできるはずがないということを学びました。

 

現実という実社会で描ける「ロマン」としては、最大級のモノが『破天荒フェニックス』のなかにはありました。

 

何かに挑戦したい!といったおもいがあるのなら絶対に読んだほうがいい。

破天荒フェニックスは、必ずその気持ちにドライブをかけてくれること間違いなしだ。

逆に、失敗したらどうしよう?といつも悩んでは結果的になにもできていないという人にも読んでほしい。

ポジティブなエネルギーと学びが本書「破天荒フェニックス」にはある。

そこで得たモノは、必ずやあなたを突き動かすキッカケをつくってくれる。

本書を読み、ぼくはそんなことを強く感じました。

ここまで自分に響く作品に出合ったのは、なんだか久しぶりな気がするな。

おまけ

破天荒フェニックスを読んでいてぼくが響いたところをツイートしたものを、自分の記録用にここでまとめておく。

まだ本書を読んでいないという方は、購入するかどうかの判断材料にでも使ってください。

 

 

さいごに、ぼくは本書を読むまでオンデーズというメガネ屋さんの存在を知りませんでした。(関係者の方がいたらごめんなさい。)

しかし、そんな事実とはうらはらに、ぼくは16歳のころからメガネをかけている。

いってみれば、ぼくは典型的な「メガネキャラ」なのだ。

そんなぼくが、次に買うメガネはオンデーズのメガネがいいと思っている。

だって、これだけいいモノを見せられて、もはやほかのメガネ屋さんで買う理由がないのだから。

オンデーズのメガネ、いつか買おう。

そして、そのメガネをかけて、このブログやTwitterのプロフィールにする。

なんか、やりたいことがまた増えちゃったな。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

「読書」と「考えること」が主食。読書から得た学び、これからの生き方・働き方について、主に書いているブロガー。 無職で結婚→日雇労働→副業サラリーマン(今)→面白いことで人生が埋め尽くされている(未来)→木(来世)