バカ論/ビートたけし【読書感想・書評】

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世の中にはたくさんのバカがいる。

人の不幸を嬉しがるバカ。

他人のゴシップにこころ躍らせるバカ。

なかには、自分はバカだと気付いていない致命的なバカもいる。

本書は、そんああらゆるバカについて、たけしさんの素直すぎる意見をぶつけた、とても刺激的な著書でした。

 

ビートたけしさんって?

本書の著者・ビートたけしさんとは、

ピコピコハンマーを片手に変な格好をしてテレビに出ている芸人さんです。

その他にも、登場人物すべてが悪人であり、「なんだこの野郎、バカ野郎!」というセリフが以上におおい、

〝アウトレイジ″という大ヒット映画をふくめ、多数の映画作品の監督兼出演者もされているとてもマルチなお方なのです!

いや~、アウトレイジは面白かったなぁ。椎名桔平さんがもうカッコよくてカッコよくて。

もちろん、ビートたけしさんもカッコ良かった。

ピコピコハンマーもにあってるけど、銃もメチャクチャにあってました!

バカ論ってどんな本?

はなしが大きくそれたので戻します。笑

冒頭でも言いましたが、「いろいろなバカ」について書かれているのが本書・バカ論です。

ひとくちにバカといっても、世の中にはいろいろなバカがいますよね。

「質問が下手なバカ」「メディアに踊らせれるバカ」「何でも鵜呑みにするバカ」と文字どおり正真正銘のバカがいれば、

「バカなことをあえてするバカ」という人もいます。かみ砕いていうと、本当はバカではいバカってことです。

バカ論ではいま上げた前者後者、どちらのバカについても触れられていてるのだけど、

そのたけしさんのモノの見方がもう実に痛快で爽快。たけし節とでも言いましょうか、もう言いたい放題言いまくりです!笑

しかし、どれもこれも鮮明に人間の本質を突いているから、そういった意味では学びもしっかりある書でした。

それに、たけしさんは芸人です。

だからといってはなんですが、本書のなかにも当然、笑いが随所に散りばめられています!

なかには「それ過激すぎるだろ!」「絶対テレビではNGなやつやろ!」とつっこまずにはいられないモノもあって、ホント笑いました!

チァゲアスのくだりとか最高だったなぁ。

ブラックユーモアが大好きな人は、ぜひ本書を読んでみるべきですね!

バカ論の感想・書評

ワイドショーにでてるコメンテーターはバカ、それを毎日見てるやつもバカ。

という話が本書にはあるのですが、個人的にはこのテーマがいちばん共感できたところでした。

そもそもワイドショーが取り上げるネタ自体どうでもいい話ばかりです。ネタの酷さによっては社会悪だとさえぼくはおもっています。

スクープ!!
〇〇が美人既婚者と不倫!!

という見るからに下品な見出し。

この地点ですでにもうどうでもいいのですが、司会者はさらに続けようとするからタチが悪い。

「〇〇さんは、なぜ不倫したんでしょう?」

コメンテーターは言います。

『夫婦仲で何かトラブルがあったんでしょうかねぇ。いずれにせよ、不倫なんて絶対にダメだと思います』

ネタのバカさ加減からはじまり、

そんなことを知ってどうなるというバカな質問に続き、

それを当たり障りのないよう真面目風に返すコメンテーターのバカな発言。

 

もう、バカのオンパレードです。なんの生産性もない、バカの凱旋パーティーです。

それでも、テレビがこんなことを放送し続けるのは、世間に需要があるからなのだろう。

この事実も、バカすぎの悲しい証拠ですよね。裏を返せば、それだけ平和に暮らせているってことでもあるのかもしれませんが。

いずれにせよ、たけしさんのこの意見には個人的にすこぶる賛成でした!

 

反対に、大きくクビをタテにふれなかったのが、ネットやYouTubeの登場で、テレビの価値が下がり、その延長線上で誰もがテレビに出ているような人、つまり誰もが主人公になれる時代になった。

それが原因で、いつのまにか芸能人やらタレントが、舞台からYouTuberや一般人に引きずり下ろされてしまった、という話です。

確かに、大まかに言うとその通りだとぼくもおもう。しかし、引きずり下ろされたは違うだろう、というのがぼくの意見。

YouTuberだって、芸人やタレント、というかどんな職業でもそうだとおもうけど、結果をだしてる人はみんな必死に努力してる。

誰もが簡単に人気を得ることができるようなものではないのだ。

それに、時代にあったプラットフォームを選ぶのだって立派な戦略だろう。

まだまだテレビのもつ影響力は強い。だけども、日々その影響力をスマホにとられているのは明らか。そこに着目するのは、当然のことだとぼくはおもう。

つまり、YouTuberや一般人が芸能人を引きずり下ろしたのではなく、芸能人が普通に努力を怠り、時代を読まないから勝手に落ちていったが正解ではないだろうか。

この部分に関しては、テレビにでている側の単なる皮肉としか感じなかったです。

 

たけしさんは、YouTuberという職業自体、長続きはしないんじゃないの?って感じなんどけど、その見解にもぼくは疑問を感じる。

YouTubeとテレビ。

どちらを残してほしいですか?と聞かれれば、ぼくは間違いなくYouTubeと答えますから!

バカ論まとめ

個人的な意見が多くなってしまいましたが、逆にそうなることが、本書の読みどころでもあるとおもいます。

たけしさんの意見は、人が自分ではよく理解してると思っていることが、実はよく分かってなかったりする、ということを気づかせてくれます。

いかに周りに流され、何も考えてこなかったのか、自分という人間を丸裸にされるような感じです。

そのとき、自分はあらゆる物事に対し、
どう感じるのか。

丸裸になった自分には、
どんな考えがあるのか。

そんなことを経験させてくれるのが、

本書・バカ論です。

たけしさんの著書を読むのはこれがはじめてだったのですが、思っていた以上に面白かった。

他の本も読んで見たいなと、率直に、いまは思っております。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

読書感想を主に書いてます。 元ニート×ギャンブラー×無職で結婚した男がゼロから這い上がるべく、日々学んでいます。 【座右の銘】 言いたいことも言えない こんな世の中はポイズン。